長男が生まれてﾜﾀｼの両親と撮った写真です

長男は両親にとって　初孫でした
お産の時に母は上京して　ﾜﾀｼ達の部屋でひと月過ごしました

その時母に　ｵｯﾄの他界していた両親の写真を飾るようにと言われ飾りました
今になって思えば　生んでくれた両親に感謝して欲しかったのでしょう

生まれてから直ぐに　父も上京して初孫に緊張して
怖くて抱けないと言って見るだけでした

長男が６か月の頃に　帰省をして　
その時に　母が　おじいさんおばあさんの顔を忘れないように
写真を　どこでもいいから飾ってくれと言うので
その時に撮った写真を飾って　今でも自分の部屋に飾っています

それから　両親は古希を迎えて　記念写真を撮り　送ってくれました
その時に　母が　これは遺影だから　亡くなったら　お水でいいからあげるようにと

そして　父が他界し　母が他界しました
母が他界したときには　自分では想像できない悲しみと孤独に襲われて
写真を見ては涙が出てしまう日々が続きました　

ﾜﾀｼは泣く事が嫌いです　泣くと疲れるのです

ある時から　写真に向かって　声を出して話すようにして
それから　気持ちが落ち着いて　

今でも　毎朝お茶を入れて　夕方はお水にして
朝に手を合わせると　また今日も頑張ろうって思います
お花が好きだった母に　時々小さな花を添えたりしています　

何も言わない両親の写真に　今でも見守られているを感じています

高齢者になった今
ﾜﾀｼ達夫婦は息子達に迷惑は掛けないように出来るだけ頑張るつもりでいますが
どうなることやら

つづく

穏やか風な生活の様子は